Glossary · 用語集
セキュリティ用語集
セキュリティニュースを読む上でよく出てくる用語を、実務者向けにやさしく解説しています。 記事本文中に出てくる用語からも、この用語集の該当ページへリンクしています。
CVE(共通脆弱性識別子)
公表されたソフトウェアの脆弱性1件ごとに割り当てられる共通の識別番号です(例: CVE-2026-12345)。組織や言語が違っても同じ脆弱性を正確に指し示せます。
DKIM
メールに電子署名を付与し、受信側がその署名を検証することで、送信中に内容が改ざんされていないこと・正当な送信元から送られたことを確認できる仕組みです。
DMARC
送信元ドメインを詐称したなりすましメールを、受信側が拒否・隔離できるようにする送信ドメイン認証の仕組みです。SPF・DKIMの検証結果をもとに、認証に失敗したメールの扱い(隔離・拒否等)をドメイン所有者が指定できます。
EDR(Endpoint Detection and Response)
PCやサーバーなどの端末(エンドポイント)上での不審な挙動を継続的に監視し、侵入や感染の兆候を検知・対応するためのセキュリティ製品・仕組みです。
GDPR(EU一般データ保護規則)
EU(欧州連合)域内の個人データ保護を定めた規則です。EU域内の個人データを取り扱う事業者には、日本企業であっても適用される場合があり、違反時の制裁金の大きさで知られています。
SPF
そのドメインからのメールを送ってよいメールサーバーをDNSに登録しておく仕組みです。受信側は送信元サーバーがこのリストにあるかを確認し、なりすましメールを見分ける材料にします。
インシデントレスポンス
セキュリティインシデント(不正アクセス、情報漏えい、マルウェア感染等)が発生した際に、被害を最小化し原因を特定して復旧するための一連の対応活動です。
サプライチェーン攻撃
標的企業を直接攻撃する代わりに、取引先や利用している外部ソフトウェア・ライブラリを経由して侵入する攻撃手法です。
サポート詐欺
偽のセキュリティ警告画面を表示して「ウイルスに感染した」と信じ込ませ、偽のサポート窓口に電話をかけさせて金銭や遠隔操作の許可を要求する詐欺です。
スミッシング(SMSフィッシング)
SMS(ショートメッセージ)を使ったフィッシングです。宅配業者や金融機関を装い、偽サイトへのリンクをSMSで送りつけます。
ゼロデイ攻撃
ソフトウェアの脆弱性が公表・修正される前に、その脆弱性を悪用して行われる攻撃です。開発元が対応するための猶予(day)が「ゼロ」であることが名前の由来です。
ゼロトラスト
「社内ネットワークの中だから安全」という前提を置かず、すべてのアクセスを都度検証するセキュリティの考え方です。
ダークウェブ
通常の検索エンジンやブラウザでは到達できない、匿名性の高い通信技術(Tor等)を使ってアクセスするネットワーク領域です。
ディープフェイク詐欺
AIで生成した偽の音声・映像を使い、経営者や家族になりすまして送金や情報提供を求める詐欺です。
パスキー
パスワードの代わりに、スマートフォンやPCに保存された暗号鍵と生体認証(指紋・顔認証)を使ってログインする仕組みです。
ビジネスメール詐欺(BEC)
取引先や自社の経営層になりすましたメールで、偽の口座への送金や機密情報の提供を指示する詐欺です。Business Email Compromiseの略。
フィッシング
実在する企業やサービスを装ったメール・SMS・偽サイトで、IDやパスワード、クレジットカード番号などを入力させて盗み取る手口です。
ランサムウェア
感染した端末やサーバー内のファイルを暗号化して使用不能にし、復旧と引き換えに身代金を要求するマルウェアです。
個人情報保護法
個人情報を取り扱う事業者が守るべきルールを定めた日本の法律です。個人情報の取得・利用・保管・第三者提供に関する義務や、漏えい時の報告義務などを定めています。
個人情報漏えい
氏名・メールアドレス・クレジットカード情報などの個人情報が、不正アクセスや設定ミス、内部不正などによって外部へ流出することです。
多要素認証(MFA)
パスワードなど「知っていること」に加えて、スマートフォンの認証アプリや生体認証など「持っているもの」「本人自身の特徴」を組み合わせて本人確認を行う仕組みです。